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  • 2008.12.02 Tuesday
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松竹座七月大歌舞伎・昼の部

「序」を書いてからすでに1か月以上たってしまい、大変申し訳ありません。今回は劇場で気になった点を箇条書きにしておきましたので、今までよりは書くのが楽になるとは思います。ただ、表現力がついてこないのが難点ではあるのですが。

私も初心者で気の利いたことがなかなか書けませんが、尻すぼみにならないように最後までしっかり書き続ける覚悟です。

□歌舞伎十八番の内 鳴神
【主な配役】
・鳴神上人 愛之助
・所化白雲坊 市蔵
・所化黒雲坊 男女蔵
・雲の絶間姫 孝太郎

【感想など】
今年私が観劇した興行には、いつも十八番物が一つは掛かっています。1月の『毛抜』、5月の『勧進帳』、そして今月の『鳴神』です。テレビで見たのも合わせれば、主要な十八番物は網羅したような気がします。後は『矢の根』ぐらいでしょうか(『助六』と『暫』はテレビにて拝見し、『押戻』は去年の南座の顔見世で観ました)。

今回は鳴神上人が海老蔵丈ですので、本家の荒事が観れると期待していましたが、休演により愛之助丈が代役となりました。まあ、海老蔵丈もまだ若いので今後観る機会があると思いますので、その機会を楽しみにしています。

代役の愛之助丈ですが、代わって2日目ということと、初役ということを考えれば、プロンプもつかず、しっかりと演じられていました。声も意外にあっているように思えます。しかし、荒事としての大らかさのようなものはまだいま一つです。もともと上方の役者さんですので、なかなか荒事を演じる機会も少ないでしょう。正直に言えば、見得を切ったときの迫力があまり感じられません。かどかどの見得や引っ込みの六方は手本通りにはできているようですが、本家と比べれば小さいような気がしました。ただ、2日目にしてあの出来であれば、立派な及第点でしょう。

雲の絶間姫は、これもまた上方役者の孝太郎丈です。孝太郎丈は町娘や腰元がニンだと思いますが、この役も立派に演じられていたと思います。この姫は、姫とはいいながらどこかキャリアウーマンのような感じがします。鳴神上人を堕落させるために、朝廷から遣わされた官女ということを考えれば、それは当然のことなのかもしれません。ただ、上人に酒を勧めるところなどは、年の離れた姉さん女房か、鬼嫁のような感じがしました。それから、滝にかかるしめ縄を切りに行くとき、岩の険しさを表そうとするあまり、転びすぎだったような気がします。

この幕で個人的に印象に残ったのは、市蔵丈の白雲坊です。『娘道成寺』にも所化は出ますが、それよりももっと生臭坊主のような感じがして、また、飄々とした感じが十八番物にあっていました。さすがに出演者の中でも一番の年配でもあり、落ち着いて観ることができました。

それから、後半の上人の荒れになったときの立ち回りが素晴らしかったです。立ち回り自体は5月の『め組の喧嘩』でも観て満足しましたが、この立ち回りでは不動明王の形を見せる「不動の見得」があったり、滝の側にある岩の上からトンボを飛んだり、見所がたくさんありました。

次こそは成田屋の『鳴神』を観たいと思いました。

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  • 2008.12.02 Tuesday
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